キッチンリフォームの考え方や注意点 キッチン形状の比較と費用について

リフォームの検討する場合、施工として多いのはキッチンです。

生活の中でキッチンは必ず利用するものの、コンロやシンク流し台だけではなく、キッチン扉や吊戸棚や下収納、食洗器など考える項目が多いのがキッチンリフォームの特性です。

また、メーカーもリクシル、TOTO、パナソニック、クリナップ、トクラス、タカラスタンダードなどさまざまなメーカーがあります。

 

今回はキッチンリフォームの見積もりを取るときのポイントや考え方について詳しく解説します。

キッチンをリフォームする時の事前の考え方

「キッチンをリフォームしたい」と考えている場合、多くの場合はキッチンが老朽化しているためだと思います。

漠然とキッチンをリフォームしたいと考えている場合、以下のポイントを一度整理するとキッチンのリフォームを成功することができます。

現状のキッチンの問題点を考える

キッチンをリフォームしたいと感じたら、まずはキッチンのどこに問題があるのかという点を考えます。

老朽化したため、リフォームをしたいと感じている場合でも、そのほか現状のキッチンに何かしら不満や問題点があると思います。

例えば、「背面収納が少ない」「キッチン扉の建付けが悪くなってきている」「キッチンタイルや大理石が割れている」「流し台から水漏れしている」などです。

我慢すれば利用できるが、料理に支障がではじめているということであればリフォームをすることをおすすめします。

お客様のお声をきくと「我慢せずもっと早くキッチンをリフォームしておけばよかった」というお声がほとんどです。

まずは、現状のキッチンのどこに問題があり不満を抱えているか整理してみましょう。

どのようにキッチンをリフォームしたいかをまとめる

キッチンのリフォームを考えるときにどのようなキッチンにしたいのかという点を考えるとイメージがわきます。

現状の問題点や不満点を解決する方法です。

キッチンの場合、コンロやシンク流し台だけではなく、キッチン扉や吊戸棚や下収納、食洗器など多くのパーツでキッチンがなりたっています。

例えば、「コンロをIHの最新式にして料理をしたい」、「吊戸棚をつけて収納スペースを増やしたい」「食洗器を設置して家事を簡単にしたい」などです。

また、キッチンの形状のI型キッチン、L型キッチン 、アイランドキッチン(対面型キッチン)などさまざまなタイプがあります。

例えば、「L字型キッチンにして、導線を短く疲れない料理をしたい」、「アイランドキッチン(対面型キッチン)にして家族とコミュニケーションをしながら料理をしたい」などです。

そのほか、キッチンリフォームの動機はさまざまだと思うので、「おしゃれで人気のキッチンにリフォームをしてお客様を招きたい」「できる限り費用を安くリフォームできれば問題ない」などでも問題ありません。

このように問題点に対して、解決方法を考えておくとキッチンのリフォームを失敗しにくいです。

リフォーム会社にまず相談してみる

現状のキッチンの問題点を整理して、どのようにキッチンをリフォームしたいかまとめたら、一度リフォーム会社にお問い合わせください。

その時に、ワイエム企画にお問い合わせいただければ何よりです。

メーカーのショールームに行くという方法もありますが、そのメーカーのキッチン設備しか見学することができないというデメリットがあります。

ワイエム企画では、川崎市、横浜市を中心にリフォームを行っており、キッチンリフォームも得意としています。

当社に限らず、リフォーム業者へ連絡いただくことでさまざまなメーカーのメリットデメリットなどを正直にご相談いただくことができます。

また、リフォーム業者であればどのようにキッチンをリフォームしたいかというご要望に応じて広い知識でご提案することができます。

キッチンの型とリフォームの選び方

キッチンは型が複数の種類があります。

それぞれの型でメリットデメリットがあるため、ポイントをおさえてからリフォームしましょう。

I型キッチン

I型キッチンは昔からある壁に向かって料理を行うキッチン形状です。

狭いキッチンでも設置が可能でシンク流し台、料理台、コンロを一列に並べるので余計な動きが少なくすみ、シンプルで作業がしやすいメリットがあります。

II型キッチン

II型キッチンは壁側と平行して反対側(背中側)にも料理をするスペースがあるキッチンです。

I型キッチンよりも横に動く必要性が少なくなり、歩く歩数が少なくなります。

一方で、振り返る作業が多くため、身体を回転して作業することになります。

広い調理スペースが確保できるほか、収納スペースも増やすことできます。

L型キッチン

L型キッチンはI型キッチンの横にも調理スペースがあるキッチン形状です。

キッチンスペースを広く、料理時の移動も少なく済むというメリットがあります。

しかしながら、L時の曲がっている奥部分がデッドスペースになりがちというデメリットもあります。

コーナー部分は奥まっており、収納スペースとして活用する場合も取りにくいというデメリットがあります。

U型キッチン

U型キッチンは3方向に調理スペースがあるキッチンです。

さまざまなキッチンの型の中で最も移動歩数が少なくなり、収納スペースも増える傾向があります。

しかしながら、広いキッチンスペースが必要になることやコーナー箇所が2か所うまれてしまうため、デッドスペースが多くなる点などがデメリットとしてあります。

また、U型キッチンは設備が大きいため、リフォーム費用が高くなる傾向があります。

アイランドキッチン(対面型キッチン)

アイランドキッチン(対面型キッチン)は壁側にはキッチンを設置せず、独立したスペースにキッチンを設置する形状になります。

おしゃれなキッチンが多く人気があります。

ご家族とコミュニケーションをとりながら料理ができるというメリットや解放感があるため、心豊かに料理ができます。

一方で、広いスペースが必要になる点や、料理している姿がリビングから見えてしまうというデメリットもあります。

また、アイランドキッチン(対面型キッチン)はリフォーム費用が高い設備が多いです。

キッチンをリフォームする時に注意すること

キチンをリフォームする時に注意することとしては、以下などがあります。

キッチンを移動させるとリフォーム費用が高くなる

例えば、リフォーム前は壁側で料理を行う、I型キッチンだったものをリフォーム後は壁に背を向けて料理を行うアイランドキッチン(対面型キッチン)に切り替えたいなどキッチン自体を移動させる場合、リフォーム費用が高くなります。

排水管や換気扇などの設備を全て移動させる必要があるためです。

リフォーム費用を抑えたいならできる限り、キッチン設備の移動が少ないリフォームがおすすめです。

本当に利用するキッチンの設備か考える

キッチンのリフォームする前にこの設備は本当に必要なのかというのを確認しましょう。

「吊戸棚が高くて使いにくい」、「床下収納を利用しなかった」などはよくある話です。

建売の住宅を購入した場合は利用しない収納スペースや設備が出てきてしまうというのは致し方がないかもしれませんが、リフォームの場合はお客様自身で取捨選択しある程度自由に設計ができます。

リフォーム後の生活を考えてキッチンリフォームにのぞみましょう。

リフォーム後の家電を置くスペースの確保

キッチンのリフォームは自由にできますが、キッチンの周りにはさまざまな家電があり、そのスペースも確保が必要です。

冷蔵庫などは最初からスペース確保すると思いますが、電子レンジや炊飯器などを置いておく場所を確保しておかないと、リフォーム後思ったより狭かったということも考えられます。

また、ゴミ箱など家電ではないもののキッチン回りに置かれているものの場所の確保も必要です。

リフォーム後ゴミ箱が導線上にありまたいで常に歩くなどになると悲しいので事前に今ある家具家電を確認しておきましょう。

キッチンリフォームにかかる概算費用

キッチンリフォームにかかる費用は、メーカーや設備のグレード、設置する場所などさまざま条件により異なってきます。

詳しくは、ワイエム企画へ直接お問い合わせいただければと思いますが、参考価格としては、以下程度をイメージいただければと思います。

 間取りは変えず、キッチン全体をリフォーム:50万円~150万円程度

 キッチンの場所を移動して全体リフォーム:150万円~300万円程度

広さやキッチン設備のグレードにより上記価格帯を上下することも十分考えられますので、直接見積もりを確認するのが最も正確な方法です。

詳しくはワイエム企画へ直接お問い合わせください。

キッチンリフォームの考え方や注意点 キッチン形状の比較と費用についてのまとめ

キッチンのリフォームをおこなう場合、まずは現状のキッチンの問題点や不満点を考えてみましょう。

その問題点や不満点に対し、どのようにキッチンをリフォームしたいのかをお客様ご自身でまとめてみると必要なキッチンリフォームがみえてきます。

行いたいキッチンリフォームがみえたらまずはリフォーム業者に問い合わせをいただき、相談いただくことでより具体的な設備やメーカーがみえてくると思います。

キッチンメーカーはリクシル、TOTO、パナソニック、クリナップ、トクラスなどさまざまあるほか、キッチン設備もコンロやシンク流し台だけではなく、キッチン扉や吊戸棚や下収納、食洗器など考える項目も多いです。

また、キッチン形状もI型、II字型、L型、U型、アイランドキッチンなどさまざまあります。

条件によりキッチンリフォーム費用も大きく異なってきますが、間取りは変えず、キッチン全体をリフォーム場合50万円~150万円程度、キッチンの場所を移動して全体リフォームする場合150万円~300万円程度を一つの目安としてください。

これら点を参考にいただきぜひキッチンのリフォームを成功させてくださいね。